今季のクレーコートシーズン初戦に臨んだ加藤未唯/スチアディが怒涛の逆転勝利 [WTAシュツットガルト]

写真は2019年フレンチ・オープンでの加藤未唯(ザイマックス)(撮影◎毛受亮介)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月17~23日/賞金総額78万637ドル/室内クレーコート)の女子ダブルス1回戦で加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)がクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)を2-6 7-5 [10-5]で倒し、同ペアで臨んだ今季のクレーコートシーズン初戦を勝利で飾った。

 第1セットを落とした加藤/ストジアディは第2セット1-5と追い込まれたところから反撃を開始し、6ゲームを連取してマッチタイブレークに持ち込むと勢いを維持して1時間28分で逆転勝利をおさめた。

 スチアディと加藤のコンビは、今季8度目のダブルス出場。2023年WTAツアー開幕戦のひとつだったオークランド(WTA250/ハードコート)で同ペアでの初タイトルを獲得し、3月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)では4強入りした。

 加藤/ストジアディは次のラウンドで、ベロニカ・クデルメトワ/アナスタシア・ポタポワ(ともにロシア)と対戦する。クデルメトワ/ポタポワは1回戦で、第1シードのリューメラ・キッシャノック(ウクライナ)/エレナ・オスタペンコ(ラトビア)を3-6 6-4 [10-6]で下して勝ち上がった。

 そのほかの日本勢は二宮真琴(エディオン)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)がダブルスにエントリーしており、初戦の相手はアレクサ・グラーチ(チリ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)となっている。

 ポルシェ・グランプリはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー&ダブルス16ドローで争われる。

上位出場選手シード順位|シングルス

イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2]
オンス・ジャバー(チュニジア)[3]
カロリーヌ・ガルシア(フランス)[4]

※[ ]数字はシード順位

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撮影◎毛受亮介

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