タイトル防衛を目指すシフィオンテクがジェン・チンウェンを倒して初戦突破「100%集中する必要があると感じていた」 [WTAシュツットガルト]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月17~23日/賞金総額78万637ドル/室内クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が20歳のジェン・チンウェン(中国)を6-1 6-4で倒してタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シフィオンテクはこの試合が初戦だった。シフィオンテクは肋骨のケガを理由に肋骨のケガを理由にマイアミとビリー ジーン・キング・カップ予選ラウンドを欠場していたが、この日はその影響をまったく見せなかった。

 1ゲームしかおとさず第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット4-3からブレークバックを許したが、直後にもう一度相手のサービスゲームを破って1時間26分で試合を締めくくった。

「技術面と戦術を考えるため、最初から最後まで100%集中する必要があると感じていた。少し休んでいたけど錆びついていなくてよかったわ。一度ブレークされたけど、いいテニスができたと思う」とシフィオンテクは試合を振り返った。

「彼女(ジェン)は本当に才能がある。それは誰が見ても明らかだと思う。私は調整する必要があったけど、自分自身と自分のやりたいことに集中できていた。凄く快適だし、いいテニスを見せることができて満足している」

 シフィオンテクは次のラウンドで、ドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-7(5) 7-6(5)で破って勝ち上がったカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)、アナスタシア・ポタポワ(ロシア)、パウラ・バドーサ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第5シードのココ・ガウフ(アメリカ)がポタポワに2-6 3-6で敗れ、アダッド マイアは6-1 3-1とリードした時点で第6シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が腰のケガを理由に棄権したため勝利が決まった。

 準々決勝ではガルシアがポタポワと、アダッド マイアが第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と、バドーサは第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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