内山靖崇がパーセルとのダブルスで今季初優勝、シングルスはベスト4 [ソウル・チャレンジャー]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったマックス・パーセル(オーストラリア/左)と内山靖崇(積水化学工業)(写真提供◎内山靖崇:積水化学工業所属)


 ATPツアー下部大会「PLEISUREソウル・オープン」(チャレンジャー125/韓国・ソウル/4月24~30日/賞金総額16万ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、マックス・パーセル(オーストラリア)/内山靖崇(積水化学工業)がチョン・ユンソン(韓国)/清水悠太(三菱電機)とのノーシード対決を6-1 6-4で制して優勝を飾った。試合時間は52分。

 パーセルと内山のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2018年9月の張家港(ATPチャレンジャー5万ドル/ハードコート)では、初戦敗退に終わっていた。30歳の内山がチャレンジャー大会の同種目でタイトルを獲得したのは、マクラクラン勉(イカイ)とのペアで臨んだ2017年11月の兵庫(ATPチャレンジャー5万ドル/室内ハードコート)以来で4度目となる。

 今大会でのパーセル/内山は1回戦でルーク・サビル/トリスタン・スクールケイト(ともにオーストラリア)を7-6(3) 6-3で、準々決勝で第1シードのリンキー・ヒジカタ/マーク・ポールマンス(ともにオーストラリア)を6-4 3-6 [10-5]で、準決勝では松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)/上杉海斗(江崎グリコ)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスに出場していた内山は予選から5試合を勝ち抜き、準決勝でブ・ユンチャオケテ(中国)に6-7(4) 4-6で敗れはしたがチャンレジャー大会では昨年8月のノンタブリー(チャレンジャー50/ハードコート)以来となる4強入りを果たした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)、Altは繰り上がり出場

日本人選手の試合結果

男子シングルス準決勝

●12内山靖崇(日本/積水化学工業)[Q] 6-7(4) 4-6 ○6ブ・ユンチャオケテ(中国)

男子シングルス準々決勝

○12内山靖崇(日本/積水化学工業)[Q] 6-3 4-6 6-1 ●16デニス・クドラ(アメリカ)[8]

男子シングルス2回戦

○12内山靖崇(日本/積水化学工業)[Q] 6-4 6-2 ●9ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)[4]

男子シングルス1回戦

●18島袋将(日本/有沢製作所)4-6 6-7(3) ○17リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)[6]

●31清水悠太(日本/三菱電機)3-6 6-3 5-7 ○32クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)[2]

○12内山靖崇(日本/積水化学工業)[Q] 6-4 6-7(11) 6-0 ●11サシクマール・ムクンド(インド)[Q]

●4伊藤竜馬(日本/興洋海運)[Q] 3-6 2-6 ○3ホン・ソンチャン(韓国)

男子ダブルス決勝

●13チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)1-6 4-6 ○4マックス・パーセル/内山靖崇(オーストラリア/積水化学工業)

男子ダブルス準決勝

○13チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)1-6 6-1 [10-5] ●10アルジュン・カデ/プラブ・ラジャ(インド)

●7松井俊英/上杉海斗(ASIA PARTNERSHIP FUND/江崎グリコ)3-6 3-6 ○4マックス・パーセル/内山靖崇(オーストラリア/積水化学工業)

男子ダブルス準々決勝

○13チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)6-4 6-3 ●16アンドリュー・ハリス/ジョン パトリック・スミス(オーストラリア)[2]

○7松井俊英/上杉海斗(ASIA PARTNERSHIP FUND/江崎グリコ)6-2 3-6 [10-6] ●6ガブリエル・ディアロ/アレクサンダー・ブキッチ(カナダ/オーストラリア)

○4マックス・パーセル/内山靖崇(オーストラリア/積水化学工業)6-4 3-6 [10-5] ●1リンキー・ヒジカタ/マーク・ポールマンス(オーストラリア)[1]

男子ダブルス1回戦

○13チョン・ユンソン/清水悠太(韓国/三菱電機)6-2 3-6 [11-9] ●14スー・ユーシャオ/島袋将(台湾/有沢製作所)

○7松井俊英/上杉海斗(ASIA PARTNERSHIP FUND/江崎グリコ)4-6 6-3 [10-4] ●8チャン・ヨンソク/イ・ジェムン(韓国)[WC]

○4マックス・パーセル/内山靖崇(オーストラリア/積水化学工業)7-6(3) 6-3 ●3ルーク・サビル/トリスタン・スクールケイト(オーストラリア)

予選決勝

○9内山靖崇(日本/積水化学工業)[3] 7-6(6) 1-6 6-3 ●12デイン・ケリー(オーストラリア)[11]

●19羽澤慎治(日本/JCRファーマ)2-6 4-6 ○18ナム・ジソン(韓国)

○3伊藤竜馬(日本/興洋海運)[PR] 1-6 6-2 6-2 ●1オマール・ジェシカ(オーストラリア)[1]

予選1回戦

○9内山靖崇(日本/積水化学工業)[3] 6-1 6-0 ●10キム・ヨンソク(韓国)[WC]

●17守屋宏紀(日本/安藤証券)[5] 2-6 2-6 ○18ナム・ジソン(韓国)

○19羽澤慎治(日本/JCRファーマ)4-6 6-3 6-4 ●20アジート・ライ(ニュージーランド)[12]

○3伊藤竜馬(日本/興洋海運)[PR] 6-4 6-2 ●4ドミニク・パラン(チェコ)[7]

●14望月勇希(日本/エキスパートパワーシズオカ)7-6(1) 2-6 2-6 ○13トリスタン・スクールケイト(オーストラリア)[4]

●2齋藤惠佑(日本/富士住建)[Alt] 4-6 6-7(4) ○1オマール・ジェシカ(オーストラリア)[1]

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写真提供◎内山靖崇:積水化学工業所属

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