2年ぶり4度目の出場となる日比野菜緒が初の予選突破 [イタリア国際]

写真はマイアミ・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月9~20日/賞金総額357万2618ドル/クレーコート)の予選決勝で、第12シードの日比野菜緒(ブラス)が17歳のサラ・ベイレク(チェコ)に3-6 7-6(1) 6-2で逆転勝利をおさめて本戦入りを決めた。試合時間は2時間1分。

 28歳の日比野は同大会に2年ぶり4度目の出場となるが、予選を突破したのは今回が初めてとなる。前回プレーした2021年は、予選決勝でマルタ・コスチュク(ウクライナ)に5-7 3-6で敗れていた。

 本戦の組み合わせが決まり、日比野は1回戦でアナ・ボグダン(ルーマニア)と対戦することになった。

 そのほかの日本勢は青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、二宮真琴(エディオン)/モニカ・ニクレスク(ルーマニア)、ウルリカ・エイケリ(ノルウェー)/加藤未唯(ザイマックス)がダブルスにエントリーしており、初戦の相手は第6シードの青山/柴原がアレクサ・グラーチ(チリ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)、二宮/ニクレスクがレイラ・フェルナンデス(カナダ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)、エイケリ/加藤は第8シードのシュー・イーファン/ヤン・ザオシャン(ともに中国)となっている。

 予選には内島萌夏(安藤証券)も出場していたが、初戦で第6シードのアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)に6-7(5) 3-6で敗れていた。

 イタリア国際はWTA1000に格付けされる大会で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

予選結果|日本人選手

予選決勝

○45日比野菜緒(日本/ブラス)[12] 3-6 7-6(1) 6-2 ●47サラ・ベイレク(チェコ)

予選1回戦

○45日比野菜緒(日本/ブラス)[12] 6-2 1-0 Ret. ●46クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

●14内島萌夏(日本/安藤証券)6-7(5) 3-6 ○13アンナ レナ・フリードサム(ドイツ)[6]

上位出場選手シード順位|シングルス

イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1]
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2]
ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[3]
オンス・ジャバー(チュニジア)[4]
カロリーヌ・ガルシア(フランス)[5]
ココ・ガウフ(アメリカ)[6]
エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[7]
ダリア・カサキナ(ロシア)[8]

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写真◎Getty Images

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