メドベージェフが1回戦で世界172位の予選勝者に敗れる波乱、ザイブチ ビルチがセンターコートでグランドスラム本戦初勝利 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が予選を勝ち上がってきた世界ランク172位のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)に6-7(5) 7-6(6) 6-2 3-6 4-6で敗れる波乱が起きた。
タイブレークの末に第1セットを落としたメドベージェフは続く2セットを取って先に王手をかけたが、第4セット以降は常に追う展開となり最終的にザイブチ ビルチが押しきった。メドベージェフは第5セットで2度に渡ってブレークダウンから追いついたが、ザイブチ ビルチが第8ゲームでもう一度相手のサービスゲームを破ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして勝利をもぎ取った。
ロラン・ギャロスに7年連続出場となった27歳のメドベージェフは、2021年のベスト8が最高成績。第2シードとして臨んだ昨年は、4回戦でマリン・チリッチ(クロアチア)に2-6 3-6 2-6で敗れていた。
メドベージェフはクレーコートを苦手と公言しているが、今年は前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で同サーフェスでのツアー初優勝を飾って今大会を迎えていた。
2020年3月にサンティアゴ(ATP250/クレーコート)でツアー初タイトルを獲得した23歳のザイブチ ビルチがグランドスラム本戦の舞台に立ったのは2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア2度目だったが、センターコートで世界2位を倒す大金星で初勝利をマークした。
キャリア最大の勝利を挙げたザイブチ ビルチは次のラウンドで、カンタン・アリス(フランス)とギド・ペラ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ