地元フランス期待のガルシアは2試合連続のタフマッチを乗り越えられず2回戦で敗退 [フレンチ・オープン]

写真はカロリーヌ・ガルシア(フランス)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)がアンナ・ブリンコワ(ロシア)に6-4 3-6 5-7で競り負けた。

 第3セットで5-3とリードしたブリンコワは最後の1本をなかなか決めることができなかったが、9度目のマッチポイントを強烈なサービスでものにして2時間51分で勝利をもぎ取った。

 ロラン・ギャロスに13年連続出場となった29歳のガルシアは、2017年のベスト8が最高成績。昨年は2回戦でマディソン・キーズ(アメリカ)に4-6 6-7(3)で敗れたが、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)とのダブルスで6年ぶり2度目の地元優勝を飾っていた。

 ブリンコワは次のラウンドで、予選勝者のストーム・ハンター(オーストラリア)を2-6 6-3 6-1で破って勝ち上がったエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。ふたりは前週の土曜日にストラスブール(WTA250/クレーコート)の決勝で戦ったばかりで、そのときはスビトリーナが6-2 6-3で勝っている。

 そのほかの試合では第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第24シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、第28シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、ペイトン・スターンズ(アメリカ)が3回戦に駒を進めた。

 2017年大会チャンピオンで第17シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)はスターンズに3-6 6-1 2-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)、Ret.は途中棄権

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○66カロリーナ・ムチョバ(チェコ)6-3 0-6 6-3 ●67ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)

○88アナスタシア・ポタポワ(ロシア)[24] 3-6 6-4 6-1 ●85マヤル・シェリフ(エジプト)

○89エリース・メルテンス(ベルギー)[28] 6-3 7-6(3) ●91カミラ・オソリオ(コロンビア)[LL]

○96ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[3] 6-2 0-0 Ret. ●94カミラ・ジョルジ(イタリア)

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○99アンナ・ブリンコワ(ロシア)4-6 6-3 7-5 ●97カロリーヌ・ガルシア(フランス)[5]

○103エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)2-6 6-3 6-1 ●102ストーム・ハンター(オーストラリア)[Q]

○107ペイトン・スターンズ(アメリカ)6-3 1-6 6-2 ●105エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[17]

○112ダリア・カサキナ(ロシア)[9] 6-3 6-4 ●109マルケタ・ボンドルソバ(チェコ)

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写真◎Getty Images

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