母となったスビトリーナがグランドスラム復帰戦に勝利「自分が以前と同じくらい強いと感じている」 [フレンチ・オープン]

写真は母としてのグランドスラム初勝利をマークしたエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、元世界ランク3位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が前年に4強入りした第26シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-2 6-2で退けシードダウンを演じた。

 2022年オーストラリアン・オープン以来となるグランドスラム大会でプレーしたスビトリーナは、出産と産休を経て復活の過程を歩んでいる。4月の復帰当初はなかなか勝てなかったが、前週のストラスブールでは母としての初タイトルを獲得していい軌道に乗っているいるところを示して見せた。

「今はとにかくポイントを獲得し、元のレベルに戻ってツアーに復帰しているところよ。だから今の私にとってはすべてが古くて新しい。私は出場するすべての大会で得られる機会を楽しみたいの。とにかくいいテニスをするだけだから。その場で楽しもうとして、あとはどうなるか乞うご期待ね」とスビトリーナは試合後の記者会見で語った。

「私は自分が以前と同じくらい強いと感じている。もしかしたらもっと強いかもしれない。オフコートの仕事もうまくこなせているし、試合ごとによくなっていると感じているから。ゆっくりだけど、パズルのピースが正しい場所に収まりつつある。結果が出てきているし、いいプレーができている。もっとも重要なことに、私は今のレベルに満足している。このまま積み上げていきたいわ」

 スビトリーナは次のラウンドで、前日にヌリア・パリザス ディアス(スペイン)を4-6 6-2 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のストーム・ハンター(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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