1セットダウンから立て直した西岡良仁が全豪以外のグランドスラム大会で初の3回戦進出 [フレンチ・オープン]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第27シードの西岡良仁(ミキハウス)がマックス・パーセル(オーストラリア)を4-6 6-2 7-5 6-4で倒して初のベスト32進出を決めた。試合時間は3時間6分。

 四大大会で西岡が2回戦を突破したのは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いてキャリア3度目だが、全豪以外では初となる。同ラウンドでの戦績は、3勝9敗となった。

 ロラン・ギャロスに6年連続8度目の出場となる27歳の西岡は、過去6度本戦でプレーして2019年から3年連続で1勝ずつをマーク。昨年は1回戦で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 1-6 0-6で敗れていた。

 この結果で西岡は、パーセルとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。両者は2018年にチャレンジャー大会で2度顔を合わせ、4月のタラハシー(7万5000ドル/クレーコート)1回戦はパーセルが6-2 3-6 7-6(6)で、5月の金泉(5万ドル/ハードコート)準決勝では西岡が6-4 6-0で勝っていた。

 今大会での西岡は1回戦でJ.J.ウルフ(アメリカ)を1-6 3-6 6-4 6-3 6-3で破り、キャリア初となる2セットダウンからの逆転勝利をおさめていた。

 西岡は3回戦で、予選から勝ち上がってきたチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)とギド・ペラ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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