ジョコビッチが初対決のバリーリャスに快勝で4回戦をクリア [フレンチ・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-3 6-2 6-2で退けベスト8に進出した。試合時間は1時間57分。

 ロラン・ギャロスに19年連続出場となる36歳のジョコビッチは、2016年と21年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ昨年は、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に2-6 6-4 2-6 6-7(4)で敗れていた。

 2023年シーズンのジョコビッチはここまでクレーコート3大会でプレーしたが優勝争いには絡めず、5勝3敗とやや低調な戦績で今大会を迎えている。

 両者は今回が初対戦。27歳のバリーリャスは今大会までグランドスラム本戦未勝利ながら2回戦で第19シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、3回戦では第13シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)をそれぞれフルセットの末に倒して勝ち上がっていた。

 今大会でのジョコビッチは1回戦でアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 6-2 7-6(1)で、2回戦でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(2) 6-0 6-3で、3回戦では第29シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6(4) 7-6(5) 6-2で破って16強入りを決めていた。

 ジョコビッチは次のラウンドで、第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。ハチャノフは4回戦で、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を1-6 6-4 7-6(7) 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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