ジョコビッチがハチャノフを4セットで退け4強入り [フレンチ・オープン]

写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第11シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を4-6 7-6(0) 6-2 6-4で倒してベスト4に進出した。試合時間は3時間38分。

 ロラン・ギャロスに19年連続出場となる36歳のジョコビッチは、2016年と21年にタイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ昨年は、準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に2-6 6-4 2-6 6-7(4)で敗れていた。

 2023年シーズンのジョコビッチはここまでクレーコート3大会でプレーしたが優勝争いには絡めず、5勝3敗とやや低調な戦績で今大会を迎えている。

 この結果でジョコビッチは、ハチャノフとの対戦成績を9勝1敗とした。全仏では2020年の4回戦で顔を合わせており、ジョコビッチが6-4 6-3 6-3で勝っていた。

 今大会でのジョコビッチは1回戦でアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)を6-3 6-2 7-6(1)で、2回戦でマートン・フチョビッチ(ハンガリー)を7-6(2) 6-0 6-3で、3回戦で第29シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を7-6(4) 7-6(5) 6-2で、4回戦ではフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-3 6-2 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ジョコビッチは準決勝で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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