筑波大2年の吉本菜月が初挑戦のITFツアーでタイトルを獲得 [埼玉国際女子]

写真は女子シングルスで優勝を飾った吉本菜月(筑波大学/右)と準優勝の川岸七菜(アカラクリニック)(写真提供◎グリーンテニスプラザ)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「グリーンカップ埼玉国際女子テニス」(ITFワールドテニスツアーW15/埼玉県川口市・グリーンテニスプラザ/本戦6月13~18日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した吉本菜月(筑波大学)が第4シードの川岸七菜(アカラクリニック)を6-2 6-0で下し、全試合ストレート勝利で優勝を飾った。

 筑波大学2年の吉本は昨年12月の全日本学生室内テニス選手権大会(インカレ室内)で4強入りし、5月の関東学生テニストーナメント大会でタイトルを獲得するなど学生大会で実績を残しているが、国際大会でプレーしたのは今回が初めてだった。

 大会のWC選手権を勝ち抜いてITFツアーに初めて挑戦した19歳の吉本は1回戦で第8シードのリュー理沙マリー(フリー)を6-1 6-1で、2回戦で予選勝者の古屋美智留(オレンジヒルテニスクラブ)を6-0 6-4で、準々決勝で第3シードの佐藤久真莉(富士薬品)を6-1 6-1で、準決勝では第5シードの輿石亜佑美(フリー)を6-0 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 敗れはしたが22歳の川岸は4試合を勝ち上がり、ITFツアーの同種目で自己最高成績をマークした。

大会最終日◎試合結果

女子シングルス決勝

○18吉本菜月(日本/筑波大学)[WC] 6-2 6-0 ●9川岸七菜(日本/アカラクリニック)[4]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

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写真提供◎グリーンテニスプラザ

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