輿石亜佑美がITFツアーで今季2つ目のタイトルを獲得 [W15モナスティル]

写真は女子シングルスで優勝を飾った輿石亜佑美(フリー)(写真提供◎輿石亜佑美)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジック・ツアー by FTT」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/7月10~16日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝でカミラ・ザノリニ(イタリア)が第1セット終了後に棄権したため、輿石亜佑美(フリー)の優勝が決まった。

 同地で開催された前週の大会を予選から7連勝して制していたザノリニはここ2週間で単複15試合目をプレーしたが、第5シードの輿石に対する今週の決勝で第1セットを0-6で落とした時点で試合続行を断念した。試合時間は31分。

 22歳の輿石がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、3月のクチン(W15/ハードコート)以来でキャリア5度目となる。決勝での戦績は、5勝4敗となった。

 今大会での輿石は1回戦でマルゲリータ・マルコン(イタリア)を6-0 6-4で、2回戦で予選勝者のラケル ゴンサレス・ビラール(スペイン)を6-0 6-0で、準々決勝でカリーヌ マリオン・ジョブ(フランス)を6-1 6-2で、準決勝ではララ・ファイファー(イタリア)を6-1 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 輿石はバレリア・クセンコワ(スペイン)とのペアでダブルスにも出場していたが、1回戦で第1シードのアビゲイル・エイモス(イギリス)/アラベラ・コラー(オーストリア)に3-6 1-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)

日本人選手の試合結果

女子シングルス決勝

○17輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-0 Ret. ●6カミラ・ザノリニ(イタリア)[SE]

女子シングルス準決勝

○17輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-1 6-4 ●28ララ・ファイファー(イタリア)

女子シングルス準々決勝

○17輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-1 6-2 ●21カリーヌ マリオン・ジョブ(フランス)

女子シングルス2回戦

○17輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-0 6-0 ●19ラケル ゴンサレス・ビラール(スペイン)[Q]

女子シングルス1回戦

○17輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-0 6-4 ●18マルゲリータ・マルコン(イタリア)

女子ダブルス1回戦

●2輿石亜佑美/バレリア・クセンコワ(フリー/スペイン)3-6 1-6 ○1アビゲイル・エイモス/アラベラ・コラー(イギリス/オーストリア)[1]

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写真提供◎輿石亜佑美

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