輿石亜佑美が今季初優勝、ITFツアーのシングルスで4つ目のタイトルを獲得 [W15クチン]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITFワールドテニスツアーW15」(ITFワールドテニスツアーW15/マレーシア・サラワク州クチン/2月27日~3月5日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第5シードの輿石亜佑美(フリー)がノーシードから勝ち上がってきたグオ・ハンユー(中国)を5-7 6-2 6-1で倒して今季初優勝を飾った。試合時間は2時間19分。
両者は前週に同地で開催された大会でも決勝で対戦し、グオが6-4 6-3で勝っていた。
22歳の輿石がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2021年8月のモナスティル(W15/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝4敗となった。
今大会での輿石は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のジョー リーン・ソウ(マレーシア)を6-2 6-0で、2回戦で予選勝者の吉岡希紗(早稲田大学)を6-3 6-2で、準々決勝で第2シードの伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)を6-1 7-6(4)で、準決勝では予選勝者のフェン・シュオ(中国)を6-0 6-1で破って決勝進出を決めていた。
輿石は山口芽生(フリー)とのペアでダブルスにも出場していたが、1回戦でレン・ユーフェイ/シ・ハン(ともに中国)に3-6 6-4 [9-11]で惜敗していた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)
上位の試合結果
女子シングルス決勝
○25輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 5-7 6-2 6-1 ●6グオ・ハンユー(中国)[SR]
女子シングルス準決勝
○6グオ・ハンユー(中国)[SR] 6-1 6-0 ●10レン・ユーフェイ(中国)[WC]
○25輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-0 6-1 ●18フェン・シュオ(中国)[Q]
女子シングルス準々決勝
○6グオ・ハンユー(中国)[SR] 7-5 6-1 ●1キム・ダビン(韓国)[1]
○10レン・ユーフェイ(中国)[WC] 6-3 6-2 ●14ジェイダ・ダニエル(アメリカ)
○18フェン・シュオ(中国)[Q] 6-2 6-3 ●24山口芽生(日本/フリー)[3]
○25輿石亜佑美(日本/フリー)[5] 6-1 7-6(4) ●32伊藤あおい(日本/サリュートテニス専門学院)[2]
女子ダブルス決勝
○3グオ・ハンユー/リー・ユーユン(中国/台湾)6-2 6-3 ●9フェン・シュオ/グオ・メイチー(中国)
女子ダブルス準決勝
○3グオ・ハンユー/リー・ユーユン(中国/台湾)3-6 6-1 [10-3] ●8レン・ユーフェイ/シ・ハン(中国)
○9フェン・シュオ/グオ・メイチー(中国)3-6 6-0 [12-10] ●16伊藤あおい/奥脇莉音(サリュートテニス専門学院/フリー)[2]
写真提供◎輿石亜佑美
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-04-26
本玉真唯と柴原瑛菜が日本人対決の準決勝へ、内島萌夏は逆転負け [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-27
本玉真唯との日本人対決を制した柴原瑛菜がシングルス決勝に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-25
シングルスの日本勢は本玉真唯、内島萌夏、柴原瑛菜がベスト8に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-30
ナダルが3時間超えの激闘を制して4回戦へ、試合後はカチンにシャツをプレゼント [マドリッド・オープン]