永田杏里と吉岡希紗の大卒プロ1年目コンビがそれぞれITFツアーで2つ目のタイトルを獲得 [W15ナコーンシータンマラート]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った永田杏里(島津製作所/左)と吉岡希紗(フリー)(写真提供◎吉岡希紗)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ITF PRO CIRCUIT PRESENTED BY SAT」(ITFワールドテニスツアーW15/タイ・ナコーンシータンマラート/7月17~23日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第4シードの永田杏里(島津製作所)/吉岡希紗(フリー)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したヤタウェー・チムチャム/ルンダ・クモム(ともにタイ)を4-6 6-2 [10-6]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間27分。

 ともに令和4年度に大学を卒業してプロ入りした永田と吉岡のコンビは、今回がITFツアーで5度目のダブルス出場。昨年3月のモナスティル(W15/ハードコート)以来の決勝で、同ペアでの初タイトルを獲得した。ITFツアーの同種目では、それぞれ2勝目となる。

 今大会での永田/吉岡は1回戦で勝見幸璃(TEAM 自由が丘)/山口藍(フリー)を6-3 6-3で、準々決勝でアカンクシャ・ディレープ ナイトチャー/サンデプティ シン・ラオ(ともにインド)を6-2 6-0で、準決勝では第2シードのバク・ダヨン/チョン・ボヨン(ともに韓国)を3-6 6-4 [12-10]で破って決勝進出を決めていた。

 7人が出場したシングルスの日本勢は、第8シードの小林ほの香(橋本総業ホールディングス)とワシントン大学でプレーしている佐藤光(日本)が予選から8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○1ランラーナ・タラルディー(タイ)[1] 6-4 6-4 ●24バク・ダヨン(韓国)[3]

女子シングルス準決勝

○1ランラーナ・タラルディー(タイ)[1] 6-2 6-4 ●9プンニン・コバピクテッド(タイ)[4]

○24バク・ダヨン(韓国)[3] 6-2 6-0 ●25パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)[6]

女子シングルス準々決勝

○1ランラーナ・タラルディー(タイ)[1] 6-4 6-3 ●6佐藤光(日本)[Q]

○9プンニン・コバピクテッド(タイ)[4] 7-6(5) 3-6 7-6(2) ●16アン・ユジン(韓国)[7]

○24バク・ダヨン(韓国)[3] 6-1 6-2 ●17小林ほの香(日本/橋本総業ホールディングス)[8]

○25パトチャリン・チプチャンデジ(タイ)[6] 6-1 6-2 ●30マレンテ・シーベスマ(オランダ)

女子ダブルス決勝

○12永田杏里/吉岡希紗(島津製作所/フリー)[4] 4-6 6-2 [10-6] ●4ヤタウェー・チムチャム/ルンダ・クモム(タイ)[WC]

女子ダブルス準決勝

○4ヤタウェー・チムチャム/ルンダ・クモム(タイ)[WC] 6-4 4-6 [10-7] ●5小林ほの香/アリシア・スミス(橋本総業ホールディングス/オーストラリア)[3]

○12永田杏里/吉岡希紗(島津製作所/フリー)[4] 3-6 6-4 [12-10] ●16バク・ダヨン/チョン・ボヨン(韓国)[2]

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写真提供◎吉岡希紗

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