ティームがツアーレベルで昨年10月以来のベスト4進出「ここ以上にいい場所はない」 [ジェネラリ・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月31日~8月5日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)がアルトゥール・リンデルネック(フランス)を4-6 6-3 6-4で倒し、ツアーレベルで昨年10月のアントワープ以来となるベスト4進出を決めた。

 リンデルネックはオープニングゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したが、第2セット以降は一度もピンチに直面せず安定したサービスゲームを展開したティームが一度ずつ相手のサービスゲームを破って2時間21分で試合を締めくくった。

「最初のゲームは酷かったけど、それ以降は素晴らしいプレーをしている相手に対していいテニスができた。今年初めての準決勝進出だけど、ここ以上にいい場所はない」とティームは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここにきてすべてがいい形でまとまり始めた。母国の観客から素晴らしい応援を受けることができるのはどの試合でも心強いから、僕にとって大きなアドバンテージになる。ここでプレーするのは13~14回目だから経験も豊富だしね。ベスト4に残れて本当にうれしいよ」

 ティームは次のラウンドで、第3シードのペドロ・カチン(アルゼンチン)を6-4 6-2で破って勝ち上がった第5シードのラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)とセバスチャン・バエス(アルゼンチン)の顔合わせとなった。第1シードのエチェベリがダニエル エライ・ガラン(コロンビア)に6-7(6) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、バエスはアレックス・モルチャン(スロバキア)を6-4 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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