コスチュクがキャリア2度目の対トップ10勝利で準々決勝へ「あの試合で大きな自信を持つことができた」 [WTAワシントンDC]

写真はマルタ・コスチュク(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、21歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)が第2シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-2 6-3で倒す番狂わせに成功した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ガルシアはこの試合が初戦だった。

 8回あった自分のサービスゲームでわずか9ポイントしか落とさなかったコスチュクは各セットで2度ずつブレークし、僅か64分で今季2度目の対トップ10勝利をマークした。彼女は先月のウインブルドン1回戦でマリア・サカーリ(ギリシャ)から金星を挙げるまで、トップ10プレーヤーに対して14戦全敗だった。

「難しくて重要な試合だったからしっかりと準備を整えていたの。すべてがうまくいったし、準々決勝に進出できてよかったわ」とコスチュクは試合後にコメントした。

「私は長い間トップ10プレーヤーからの勝利を追い求めていたから、(サカーリに対する)あの試合で大きな自信を持つことができた。一度勝てたら自分がこのような試合で勝てると信じる気持ちが大きくなったの。この調子が長く続くよう願っている」

 3月にオースティンでツアー初優勝を飾ったコスチュクは、世界ランク自己最高の34位で今大会を迎えている。コスチュクは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたディフェンディング・チャンピオンで第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のペイトン・スターンズ(アメリカ)との地元勢対決を6-3 6-4で制してワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に対する準々決勝に駒を進めたが、第4シードのサカーリと予選勝者のレイラ・フェルナンデス(カナダ)の2回戦は雨により延期となった。

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写真◎Getty Images

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