夫婦揃って勝利のスビトリーナがカサキナに8連勝で準々決勝へ [WTAワシントンDC]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-2 6-2で下してベスト8に進出した。

 試合を通して10度のブレークポイントをすべてセーブしたスビトリーナは第1セット1-2から9ゲームを連取して主導権を握り、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間36分で勝利を決めた。ふたりはこれが8度目のマッチアップだったが、スビトリーナが全勝を維持した。

「ダーシャ(カサキナ)と対戦するときはいつもファイトしようとしている。彼女はタフな相手であり、私はとにかく相手よりも1本多く返して主導権を握ろうとしているわ。今日は勝つことができて本当にうれしい」とスビトリーナは試合後にコメントした。

 この日はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したガエル・モンフィス(フランス)も第6シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 6-4で倒し、夫婦揃って勝利をおさめた。

 スビトリーナは次のラウンドで、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)とラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のペイトン・スターンズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第6シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)のシード勢4人が8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ガウフはこの試合が初戦だった。ガウフとベンチッチは、準々決勝で顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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