ベルダスコが新型コロナ陽性でフレンチ・オープンを強制棄権

元トップ10選手でクレー巧者のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)は彼自身が偽の陽性だと信じている新型コロナウイルス(COVID-19)の検査結果のため、フレンチ・オープンから排斥された。36歳のベルダスコは今年のUSオープンをスキップするまで、グランドスラムに67大会連続で出場していた。

 フレンチ・オープンスタートの2日前に当たる金曜日にベルダスコはツイッターを更新し、「自分は8月にCOVID-19に感染しており、そのときは無症状だった」と明かした。彼は今週の検査で陽性と診断される前まで、陰性が続いていたと説明した。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 ベルダスコは以前に感染した経験がある者がすでに感染力ががないウイルスの残りかすのようなもののために陽性と診断されるケースがあることから、もう一度検査を受けさせてほしいと頼んだ。しかしフレンチ・オープン主催者がそれを拒んだため、彼は自分で非公式の検査を受けたがその結果は陰性だったと語った。

「このことは僕を悲しみに沈ませ、フラストレーションでいっぱいの気持ちにさせた」とベルダスコはコメントした。彼は2009年オーストラリアン・オープン準決勝進出者で、現在世界ランク58位に付けている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のフレンチ・オープンでのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)(Getty Images)

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