デミノーのメキシコでのシーズン2冠を阻止したチチパスが今季初優勝 [ミフェル・オープン]
ATPツアー公式戦「ミフェル・テニス・オープン」(ATP250/メキシコ・ロス カボス/7月31日~8月5日/賞金総額94万6975ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 6-4で下して今季初優勝を飾った。
24歳のチチパスがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年6月のマヨルカ以来で10度目となる。決勝での戦績は、10勝17敗となった。
ワンブレーク差で第1セットを先取したチチパスは第2セットも2-0とリードしたあと第6ゲームでサービスダウンを喫したが、3-4から最後の3ゲームを連取して1時間26分で勝利を決めた。3月にアカプルコでツアー7勝目を挙げていたデミノーはメキシコでのシーズン2冠を目指していたが、同国での連勝は「9」でストップした。
「素晴らしい試合だったと感じている。アレックスは素晴らしいテニスを見せたから、できる限りそのレベルについていけるようにした。素晴らしい決勝ができてうれしいよ」とチチパスは試合後のオンコートインタビューで語った。
今大会の結果でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングでチチパスがキャスパー・ルード(ノルウェー)を抜いて4位に、デミノーはロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を追い抜き18位に浮上した。
これに先立ち行われたダブルス決勝では、第1シードのサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)がアンドリュー・ハリス(オーストラリア)/ドミニク・コプファー(ドイツ)を6-4 7-5で倒して今季3勝目を挙げた。
男子ダブルス優勝のサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ/左)とエドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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