日比野菜緒が2日がかりでクリスティアンを倒してノスコバとの“マンデーファイナル”へ [プラハ・オープン]

写真はマイアミ・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ライブスポーツ・プラハ・オープン」(WTA250/チェコ・プラハ/7月31日~8月6日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、日比野菜緒(ブラス)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-4 6-7(2) 6-3で振りきり同種目でのツアー3勝目に王手をかけた。試合時間は2時間42分。

 この試合は前日に始まったが、日比野が第3セット5-2とリードした時点で雨により順延となっていた。

 ツアー大会で日比野が準決勝を突破したのは、地元優勝を飾った2019年9月の広島(WTAインターナショナル/ハードコート)以来でキャリア6度目となる。

 同大会に2年連続出場となる28歳の日比野は予選決勝で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りが決まっていた。初参戦だったが昨年は8強入りしたが、リンダ・ノスコバ(チェコ)に対する準々決勝を第2セット途中で棄権していた。

 この結果で日比野は、クリスティアンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は1月にオークランド(WTA250/ハードコート)の予選で一度顔を合わせており、日比野が6-3 4-6 6-2で勝っていた。

 今大会での日比野は1回戦でサラ・エラーニ(イタリア)を7-5 3-6 6-4で、2回戦で予選勝者のヴィクトリア・フルンカコバ(スロバキア)を6-1 7-5で、準々決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)のテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-1 6-2で破って4強入りを決めていた。

 日比野は休憩を挟んで行われる決勝で、前日にタマラ・コルパッチ(ドイツ)を6-1 6-1で破って勝ち上がった第4シードのノスコバと対戦する。

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写真◎Getty Images

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