背中のケガで今季終了を発表したバドーサがUSオープンを欠場、アンドレスクも出場を断念
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)にエントリーしていたパウラ・バドーサ(スペイン)とビアンカ・アンドレスク(カナダ)が、それぞれケガを理由に欠場を余儀なくされた。
元世界ランク2位のバドーサはUSオープンだけでなく、早くも今季を終えることを決断した。背骨の疲労骨折でフレンチ・オープン出場を断念したバドーサはウインブルドンで一度復帰したが、マルタ・コスチュク(ウクライナ)に対する2回戦を第2セット途中で棄権したあと大会に出場していなかった。
「ふたたび戦えるように何ヵ月も奮闘しましたが、今シーズンを終えることになりました。私がどれだけプレーしたいか知っている人たちは、これが私にとっていかに難しい決断だったかわかると思います。チームと一緒にあらゆることを試しましたが、痛みのために前に進むことができません」とバドーサは自身のSNSを通して発表した。
2019年大会チャンピオンのアンドレスクは前哨戦のワシントンDCで背中に痛みを感じながらもモントリオールまでプレーしたが、疲労骨折のためシンシナティ出場を取り消してUSオープンでプレーする望みを繋いでいた。
写真◎Getty Images
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