錦織がUSオープン出場を断念、2年ぶりのグランドスラム復帰ならず
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)が公式SNSを更新し、プロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーしていた錦織圭(ユニクロ)がケガにより出場を取り消したと発表した。
2回戦敗退に終わった2021年10月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)を最後に公式戦から遠ざかっていた錦織は復帰戦だった6月のパルマス デル マール(チャレンジャー75/ハードコート)で優勝を飾り、約1年9ヵ月ぶりのツアー参戦となった7月のアトランタ(ATP250/ハードコート)で8強入りしたあとは膝のケガを理由に出場予定だった大会を欠場していた。
2014年大会準優勝者の錦織がプレーすれば、2年ぶりのグランドスラム大会参戦となるはずだった。前回プレーした2021年全米では2試合を勝ち上がったあと、3回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に7-6(4) 3-6 3-6 2-6で敗れていた。
欠場した錦織の代わりにジェームズ・ダックワース(オーストラリア)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で繰り上がり、火曜日に行われる予定の1回戦で予選勝者のフェリペ・メリジェニ アウベス(ブラジル)と対戦する。
写真◎Getty Images
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