今年最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月28日～9月10日／ハードコート）の男子シングルス3回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス（スペイン）が第26シードのダニエル・エバンズ（イギリス）を6-2 6-3 4-6 6-3で下してベスト16に進出した。試合時間は3時間11分。

　全米に3年連続出場となる20歳のアルカラスは、昨年の大会でグランドスラム初タイトルを獲得。決勝でキャスパー・ルード（ノルウェー）を6-4 2-6 7-6(1) 6-3で倒してチャンピオンに輝くと同時に、1973年に発足したATPランキング史上最年少で1位の座に就いた。

　2023年シーズンのアルカラスは7月のウインブルドン（イギリス・ロンドン／グラスコート）で2度目のグランドスラム制覇を果たすなど男子ツアートップの6勝を挙げ、53勝6敗の戦績で今大会を迎えている。

　ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、第16シードのキャメロン・ノリー（イギリス）を6-3 6-4 6-3で破って勝ち上がったマッテオ・アルナルディ（イタリア）と対戦する。

　そのほかの試合では第8シードのアンドレイ・ルブレフ（ロシア）がアルトゥール・リンデルネック（フランス）を3-6 6-3 6-1 7-5で退け、21歳のジャック・ドレイパー（イギリス）はワイルドカード（主催者推薦枠）で出場したマイケル・モー（アメリカ）を6-4 6-2 3-6 6-3で振りきり、勝ち上がった両者が4回戦で顔を合わせることになった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

大会6日目｜9月2日

男子シングルス3回戦｜主な試合結果

○1カルロス・アルカラス（スペイン）[1] 6-2 6-3 4-6 6-3 ●8ダニエル・エバンズ（イギリス）[26]

○12マッテオ・アルナルディ（イタリア）6-3 6-4 6-3 ●16キャメロン・ノリー（イギリス）[16]

○54ジャック・ドレイパー（イギリス）6-4 6-2 3-6 6-3 ●50マイケル・モー（アメリカ）[WC]

○64アンドレイ・ルブレフ（ロシア）[8] 3-6 6-3 6-1 7-5 ●60アルトゥール・リンデルネック（フランス）