アルカラスが初出場から3年連続8強入り「現時点で僕のお気に入りサーフェスはハードコート」 [USオープン]

写真は初出場から3年連続でベスト8に進出したカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がマッテオ・アルナルディ(イタリア)を6-3 6-3 6-4で下し、初出場から3年連続でベスト8に進出した。

 1968年のオープン化以降で21歳までに同大会の男子シングルスで3度8強入りしたのは、1988年から90年に成し遂げたアンドレ・アガシ(アメリカ)以来で2人目となる。

 今大会までグランドスラム本戦で1勝しか挙げたことがなかった22歳のアルナルディに対して試合を通して主導権を握り続けたアルカラスは、得意のドロップショットやロブを含めた多彩なプレーで相手のサービスゲームを5度破って1時間57分で快勝した。

「最初から最後まで高いインテンシティで戦い、安定したプレーができたと思う。ミスが少なく、常にネットに出ようとしながら自分のプレーができた。全体的なパフォーマンスには本当に満足しているし、勝ててうれしいよ」とアルカラスは試合後にコメントした。

「今この瞬間、僕のお気に入りのサーフェスはハードコートだ。ウインブルドンのときは『芝と恋に落ちた』と言っていたけどね。僕は(クレーコートを含めて)3つのサーフェスで本当に心地よく感じているけど、現時点ではハードコートがお気に入りだ」

 ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、第6シードのヤニク・シナー(イタリア)を6-4 3-6 6-2 4-6 6-3で破って勝ち上がった第12シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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