サカーリがガルシアを退け2年連続決勝進出 [グアダラハラ・オープン]

写真はマリア・サカーリ(ギリシャ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「グアダラハラ・オープン・アクロン」(WTA1000/メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ/9月17~23日/賞金総額278万8468ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第2シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が第3シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-0で退け、2019年5月のラバト以来となるツアー2勝目に王手をかけた。

 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したサカーリは第2セットを1ゲームも落とさず6ゲーム連取で締めくくり、1時間11分で2年連続となる決勝進出を決めた。

「初日にも言ったけど、私は自分が今週にここで多くの難しい障害と感情を乗り越えることになると感じていたの。(初戦敗退に終わった)USオープンのことを振り返りたくはない。もう終わったことだから。決勝に戻ってきて、大会の最後まで残ることができて凄くうれしいわ」とサカーリは試合後のオンコートインタビューで語った。

 サカーリは決勝で、ソフィア・ケニン(アメリカ)との同胞対決を7-5 6-3で制して勝ち上がったキャロライン・ドラハイド(アメリカ)と対戦する。ドラハイドはダブルスで一度だけツアー優勝を経験しているがシングルスでは2度ベスト8に進出したのがこれまでの最高成績だった。

「明日も笑顔でコートに出て、今季のグアダラハラ最終日を楽しむつもりよ」とサカーリは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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