シフィオンテクがブレーク合戦の末に2回戦へ「ネットでのパフォーマンスには満足している」 [チャイナ・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月30日~10月8日/賞金総額812万7389ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-4 6-3で下して大会デビュー戦を勝利で飾った。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したシフィオンテクは第2セットで相手に一度もサービスキープをさせず、第2ゲームをキープしたシフィオンテクが5-3から7度目のブレークに成功して1時間34分で試合を締めくくった。

「たくさん練習してきたから、今日は自信を持って心地よくプレーできたわ。ボレーの技術が変わったと感じているから、ネットでのパフォーマンスにはかなり満足している。そこは本当にうれしいところね。ある選手に対してはネットに出ていく必要があると思うし、今日はそういう試合だった」とシフィオンテクは試合後にコメントした。

 大会前の記者会見でUSオープンのあとアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に世界ランク1位の座を奪われたことについて聞かれたシフィオンテクは、「追いかける立場に戻るほうが簡単だわ。今までずっとそうしてきた訳だから。世界1位はひとりだけで、昨シーズンはそれに慣れるのが難しかったと思う」と答えていた。

「USオープン後は2位に落ちるとわかっていたから、正直に言って私にとって大きな問題じゃないの。重荷になると感じるから、ランキングについて考えるのを止めたわ。今はとにかく仕事に集中し、心穏やかな状態に戻って通常のリズムで練習できるようになってきた」

 シフィオンテクは次のラウンドで、土曜日に勝ち上がりを決めていたバルバラ・グラチェワ(フランス)と対戦する。

 この日から2回戦が始まり、第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)、マグダ・リネッテ(ポーランド)、アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)が16強入りを決めた。

 第12シードのペトラ・クビトバ(チェコ)はサムソノワに4-6 5-7で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

 そのほかの試合では第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第9シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第11シードのダリア・カサキナ(ロシア)、ワン・シンユー(中国)、レシヤ・ツレンコ(ウクライナ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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