2018年全仏ジュニア準優勝ペアの内藤祐希/佐藤南帆がITFツアー初出場でタイトルを獲得 [W25ケアンズ]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った内藤祐希(亀田製菓/左)と佐藤南帆(三田興産)(写真提供◎内藤祐希:亀田製菓所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ケアンズ国際#1」(ITFワールドテニスツアーW25/オーストラリア・クイーンズランド州ケアンズ/10月2~8日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第3シードの内藤祐希(亀田製菓)/佐藤南帆(三田興産)がリゼット・カブレラ/マディソン・イングリス(ともにオーストラリア)に4-6 6-3 [10-2]で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は1時間27分。

 ともに2001年生まれで22歳の内藤と佐藤がITFツアーでダブルスに出場したのは今回が初めてだが、ジュニア時代には2018年に全仏ジュニアとユースオリンピック(アルゼンチン・ブエノスアイレス/クレーコート)で決勝に進出したほか2つのタイトルを獲得した実績を持っている。ITFツアーの同種目では内藤が8勝目、佐藤は10勝目となる。

 今大会での内藤/佐藤は1回戦でモニク・バリー/バレンティナ・イワノフ(ともにニュージーランド)を6-0 7-5で下し、準々決勝はガブリエラ・ダ シルバ フィック(オーストラリア)/レア・マー(アメリカ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではエレナ・ミチッチ/アンヤ・ナヤー(ともにオーストラリア)を6-2 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 6人が本戦に出場したシングルスの日本勢は、第6シードの内藤が8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○32デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[2] 不戦勝 ●1リゼット・カブレラ(オーストラリア)[1]

女子シングルス準決勝

○1リゼット・カブレラ(オーストラリア)[1] 4-6 6-3 6-2 ●9マディソン・イングリス(オーストラリア)[3]

○32デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[2] 4-6 7-6(5) 6-1 ●19ガブリエラ・ダ シルバ フィック(オーストラリア)[SR]

女子シングルス準々決勝

○1リゼット・カブレラ(オーストラリア)[1] 5-7 6-4 6-3 ●8内藤祐希(日本/亀田製菓)[6]

○9マディソン・イングリス(オーストラリア)[3] 6-2 6-2 ●16タイラ・プレストン(オーストラリア)[5]

○19ガブリエラ・ダ シルバ フィック(オーストラリア)[SR] 6-4 1-6 6-3 ●24タリア・ギブソン(オーストラリア)[4]

○32デスタニー・アイアバ(オーストラリア)[2] 6-1 6-3 ●27イバナ・ポポビッチ(オーストラリア)[SR]

女子ダブルス決勝

○5内藤祐希/佐藤南帆(亀田製菓/三田興産)[3] 4-6 6-3 [10-2] ●10リゼット・カブレラ/マディソン・イングリス(オーストラリア)

女子ダブルス準決勝

○5内藤祐希/佐藤南帆(亀田製菓/三田興産)[3] 6-2 6-4 ●3エレナ・ミチッチ/アンヤ・ナヤー(オーストラリア)

○10リゼット・カブレラ/マディソン・イングリス(オーストラリア)6-4 6-4 ●16荒川晴菜/荒川夏帆(SBC メディカルグループ/吉田記念テニス研修センター)[2]

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写真提供◎内藤祐希:亀田製菓所属

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