コンビ4戦目の林恵里奈/内藤祐希がITFツアーのダブルスで初タイトルを獲得、坂詰姫野はシングルス4強入り [W60キャンベラ]
国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「キャンベラ・クレーコート国際」(ITFワールドテニスツアーW60/オーストラリア・キャンベラ/3月20~26日/賞金総額6万ドル/クレーコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた林恵里奈(セーレン)/内藤祐希(亀田製菓)が第2シードのデスタニー・アイアバ/オリビア・ガデツキ(ともにオーストラリア)に7-6(2) 7-5で競り勝ち優勝を飾った。試合時間は1時間45分。
林と内藤のコンビは、今回が4度目のダブルス出場。同地で開催された前週の大会では、準々決勝でアイアバ/ガデツキに2-6 2-6で敗れていた。ITFツアーの同種目では28歳の林が10勝目、22歳の内藤は6勝目となる。
今大会での林/内藤は1回戦で第3シードのエリシア・ボルトン/アレクサンドラ・ボジョビッチ(ともにオーストラリア)を5-7 6-3 [10-8]で、準々決勝で川村茉那(フジキン)/澤柳璃子(安藤証券)を6-3 5-7 [12-10]で、準決勝では第1シードのネイクザ・ベインズ(イギリス)/リャン・エンシュオ(台湾)を6-4 4-6 [11-9]で破って決勝進出を決めていた。
11人が本戦に出場したシングルスの日本勢は第7シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が3試合を勝ち抜き、準決勝で第1シードのガデツキに2-6 6-2 4-6で敗れはしたが4強入りした。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、JEはジュニア・イグザンプト(ITFジュニアランキング上位選手への特別制度)
日本人選手の試合結果
女子シングルス準決勝
●16坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[7] 2-6 6-2 4-6 ○1オリビア・ガデツキ(オーストラリア)[1]
女子シングルス準々決勝
○16坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[7] 6-7(4) 7-5 7-5 ●10マディソン・イングリス(オーストラリア)
女子シングルス2回戦
●25内藤祐希(日本/亀田製菓)[5] 4-6 7-5 1-6 ○27アラナ・パーナビー(オーストラリア)
○16坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[7] 4-6 6-3 7-5 ●13土居美咲(日本/ミキハウス)
●12加治遥(日本/島津製作所)4-6 7-5 4-6 ○10マディソン・イングリス(オーストラリア)
●19齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)[JE] 3-6 4-6 ○18ペトラ・ヒュール(オーストラリア)
●21川村茉那(日本/フジキン)[Q] 2-6 4-6 ○24ダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)[4]
女子シングルス1回戦
○25内藤祐希(日本/亀田製菓)[5] 2-6 6-0 6-4 ●26アレクサンドラ・オズボーン(オーストラリア)[Q]
○16坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[7] 6-1 6-2 ●15プンニン・コバピクテッド(タイ)
○12加治遥(日本/島津製作所)4-6 7-5 6-2 ●11華谷和生(日本/三浦工業)
○13土居美咲(日本/ミキハウス)6-4 6-1 ●14モニク・バリー(ニュージーランド)
●29村松千裕(日本/グラムスリー)2-6 1-6 ○30ワン・ヤファン(中国)[Q]
●20桑田寛子(日本/島津製作所)1-6 3-6 ○19齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)[JE]
●22木下晴結(日本/LYNX Tennis Academy 大阪)[Q] 6-7(10) 5-7 ○21川村茉那(日本/フジキン)[Q]
●23澤柳璃子(日本/安藤証券)[Q] 2-6 2-6 ○24ダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)[4]
女子ダブルス決勝
○6林恵里奈/内藤祐希(セーレン/亀田製菓)7-6(2) 7-5 ●16デスタニー・アイアバ/オリビア・ガデツキ(オーストラリア)[2]
女子ダブルス準決勝
○6林恵里奈/内藤祐希(セーレン/亀田製菓)6-4 4-6 [11-9] ●1ネイクザ・ベインズ/リャン・エンシュオ(イギリス/台湾)[1]
女子ダブルス準々決勝
○6林恵里奈/内藤祐希(セーレン/亀田製菓)6-3 5-7 [12-10] ●8川村茉那/澤柳璃子(フジキン/安藤証券)
●4木下晴結/齋藤咲良(LYNX Tennis Academy 大阪/MAT Tennis Academy)1-6 6-1 [4-10] ○1ネイクザ・ベインズ/リャン・エンシュオ(イギリス/台湾)[1]
女子ダブルス1回戦
○6林恵里奈/内藤祐希(セーレン/亀田製菓)5-7 6-3 [10-8] ●5エリシア・ボルトン/アレクサンドラ・ボジョビッチ(オーストラリア)[3]
○8川村茉那/澤柳璃子(フジキン/安藤証券)6-2 7-6(2) ●7モニク・アダムザック/アレクサンドラ・オズボーン(オーストラリア)
○4木下晴結/齋藤咲良(LYNX Tennis Academy 大阪/MAT Tennis Academy)7-6(10) 6-2 ●3インディヤ・マクラウド/アシュリー・ナーカー(オーストラリア)
予選決勝
○21木下晴結(日本/LYNX Tennis Academy 大阪)[6] 6-0 6-0 ●23インディヤ・マクラウド(オーストラリア)
○4澤柳璃子(日本/安藤証券)[9] 3-6 6-0 6-1 ●1ヤン・ヤーイー(台湾)[1]
○32川村茉那(日本/フジキン)[10] 6-0 6-0 ●30ナタリー・バービー(オーストラリア)
●12林恵里奈(日本/セーレン)[14] 2-6 3-6 ○9アレクサンドラ・オズボーン(オーストラリア)[3]
予選1回戦
○21木下晴結(日本/LYNX Tennis Academy 大阪)[6] 6-0 6-0 ●22サラ・ロクセク(オーストラリア)[WC]
○4澤柳璃子(日本/安藤証券)[9] 6-0 6-0 ●3ソフィア・フライ(オーストラリア)
○32川村茉那(日本/フジキン)[10] 6-0 6-1 ●31オリビア・キグリー(オーストラリア)
○12林恵里奈(日本/セーレン)[14] 6-0 6-0 ●11ネッサ・プラット(オーストラリア)
写真提供◎内藤祐希:亀田製菓所属
Pick up
-
2024-12-12
サービス第二弾!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)12月25日(水) 書籍&電子書籍同時発売
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-12-12
テニスマガジン今後の予定(部活および新刊情報)
CHECK1テニスマガジンONLINEテニス界の最新情報を毎
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
Pick up
-
2024-12-12
サービス第二弾!テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)12月25日(水) 書籍&電子書籍同時発売
テニス丸ごと一冊サービス [技術の修正](堀内昌一 著)20
-
2024-12-12
テニスマガジン今後の予定(部活および新刊情報)
CHECK1テニスマガジンONLINEテニス界の最新情報を毎
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『