シード撃破のフェルナンデスとシニアコバが決勝に進出 [香港オープン]

写真はレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 5年ぶりの開催となるWTAツアー公式戦「プルデンシャル香港テニス・オープン」(WTA250/中国・香港/10月9~15日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、21歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第5シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-2 7-5で倒して今季初優勝に王手をかけた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したフェルナンデスは第2セット4-1から4-4に追いつかれたが、6-5からの最終ゲームをラブゲームでブレークして1時間18分で試合を締めくくった。フェルナンデスは相手の17本を大きく上回る29本のウィナーを決め、6月のバート ホンブルク2回戦でストレート負けを喫していたブリンコワに対する雪辱に成功した。

「物凄く厳しい試合だった。アンナはとてもパワフルな素晴らしい選手で、大きな自信を持って試合に臨んでくる。第1セットはいいプレーができたけど、第2セットでは多くのボールを返してとてもアグレッシブにプレーし始めた。私はコーチの言葉を思い出し、『これはバトルなんだからとにかく楽しみ、ファンの皆さんにショーを見せよう』と言い聞かせていたの」とフェルナンデスは試合後にコメントした。

 2022年3月のモンテレイ以来となるツアー3勝目を目指すフェルナンデスは決勝で、第6シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-4 6-2で破って勝ち上がったカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。ふたりは昨年のフレンチ・オープン2回戦で一度顔を合わせており、フェルナンデスが6-3 6-2で勝っている。

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写真◎Getty Images

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