シフィオンテクがラウンドロビン初戦で第1セット2-5の劣勢を覆してストレート勝利「挽回できたことは間違いなく自信になる」 [WTAファイナルズ]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」(ファイナルズ/10月29日~11月5日/メキシコ・カンクン/賞金総額900万ドル/ハードコート)の大会2日目に行われたチェトゥマル・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第1戦で、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第7シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を7-6(3) 6-0で退け白星スタートを切った。

 2-5から4ゲームを連取して巻き返したシフィオンテクはもつれ込んだタイブレークをものにして第1セットを先取すると、第2セットでは1ゲームも落とさず1時間39分で勝利を決めた。ふたりはこれが3度目の対戦だったが、シフィオンテクが3連勝を飾った。

「何とか適応して第2セットでは安定したプレーができたから凄く満足している。彼女(ボンドルソバ)は素晴らしいプレーヤーで左利きからのスピンは常に対応が難しい。だから勝つことができてうれしいわ」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「フィジカル的にも踏ん張って第1セット2-5からファイトして多くのゲームを連取してセットを取ったし、どんなスコアでも挽回できたことは間違いなく自信になるわ」

 シフィオンテクに3連敗を喫したボンドルソバは、「5-2とリードしたところから彼女(シフィオンテク)のプレーがよくなり始め、そのあとはあまりチャンスを与えてくれなかった。第2セットでの彼女は本当に素晴らしいプレーをして、私はほとんど何もできなかったわ」と大会デビュー戦を振り返った。

 引き続き行われた同グループの試合では、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)に6-0 6-1で圧勝して大会初勝利を挙げた。

 水曜日に行われる第2戦ではシフィオンテクがガウフと、ジャバーはボンドルソバと対戦する予定になっている。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

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写真◎Getty Images

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