21歳ドレイパーがストルフを下して初のツアー決勝進出「緊張したけど何と乗りきることができた」 [ソフィア・オープン]

写真はデビスカップ・ファイナルズでのジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/11月6~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、21歳のジャック・ドレイパー(イギリス)が第3シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-4で下してツアー初優勝に王手をかけた。

 第3ゲームでサービスダウンを喫しながらもワンブレーク差で第1セットを先取したドレイパーは第2セット第7ゲームでブレークしたリードを最後まで守って1時間25分で試合を締めくくり、3度目のツアー準決勝(Next Gen ATPファイナルズを除く)で初勝利を挙げた。

 2009年シーズンのアンディ・マレー(イギリス)以降でATPツアー決勝に進出した最年少のイギリス人プレーヤーとなったドレイパーは今季のツアーレベルでマッチ19勝目を挙げ、ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで61位に浮上した。

「もちろん凄く誇りに思っている。アンディは素晴らしい選手だ。彼がテニス界でやってのけてきたことをいつか僕も成し遂げたいと思っているけど、道のりはまだまだ長いからこれからも努力し続けるよ」とドレイパーは試合後にコメントした。

「今日はサービスがあまりよくなかったけど、それは相手が僕に大きなプレッシャーをかけてきたからだ。緊迫した瞬間もあって厳しい試合だった。初の決勝進出がかかった試合で緊張したけど、何とかうまく乗りきることができた」

 ドレイパーは決勝で、パベル・コトフ(ロシア)を6-2 7-6(2)で破って勝ち上がった第2シードのアドリアン・マナリノ(フランス)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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