国際テニス連盟（ITF）の男子ツアー下部大会「ゴールドコースト・テニス国際」（ITFワールドテニスツアーM25／オーストラリア・クイーンズランド州ゴールドコースト／11月27日～12月3日／賞金総額2万5000ドル／ハードコート）の男子シングルス決勝で、第7シードの越智真（江崎グリコ）が第8シードのマシュー・デラベドバ（オーストラリア）を6-4 6-3で下して今季初優勝を飾った。試合時間は1時間38分。

　27歳の越智がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年5月のチェンライ（M15／ハードコート）以来でキャリア6度目（準優勝11回）となる。

　今大会での越智は1回戦で予選勝者のタイ・サッチ（オーストラリア）を6-2 6-4で、2回戦でジェイデン・コート（オーストラリア）を7-6(2) 6-3で、準々決勝でリウ・ハンイ（中国）を6-3 7-6(4)で、準決勝では第3シードのアジート・ライ（ニュージーランド）を3-6 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

　ダブルスでは第3シードの齋藤惠佑（富士住建）／田島尚輝（やまやコミュニケーションズ）が2試合を勝ち上がり、準決勝で第1シードのトーマス・ファンカットト（オーストラリア）／ライに4-6 6-7(4)で敗れはしたが4強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○25越智真（日本／江崎グリコ）[7] 6-4 6-3 ●8マシュー・デラベドバ（オーストラリア）[8]

男子シングルス準決勝

○8マシュー・デラベドバ（オーストラリア）[8] 7-5 6-7(8) 7-6(4) ●9トーマス・ファンカット（オーストラリア）[4]

○25越智真（日本／江崎グリコ）[7] 3-6 6-3 6-4 ●24アジート・ライ（ニュージーランド）[3]

男子シングルス準々決勝

○8マシュー・デラベドバ（オーストラリア）[8] 6-3 6-4 ●1ニック・チャペル（アメリカ）[1]

○9トーマス・ファンカット（オーストラリア）[4] 7-6(6) 7-5 ●13コディ・ピアソン（オーストラリア）

○24アジート・ライ（ニュージーランド）[3] 7-6(5) 6-4 ●20ハイデン・ジョーンズ（オーストラリア）[WC]

○25越智真（日本／江崎グリコ）[7] 6-3 7-6(4) ●29リウ・ハンイ（中国）

男子ダブルス決勝

○1トーマス・ファンカット／アジート・ライ（オーストラリア／ニュージーランド）[1] 7-5 7-6(10) ●16ブレイク・ベイルドン／コディ・ピアソン（オーストラリア）[2]

男子ダブルス準決勝

○1トーマス・ファンカット／アジート・ライ（オーストラリア／ニュージーランド）[1] 6-4 7-6(4) ●5齋藤惠佑／田島尚輝（富士住建／やまやコミュニケーションズ）[3]

○16ブレイク・ベイルドン／コディ・ピアソン（オーストラリア）[2] 6-3 4-6 [10-7] ●12ジョシュア・チャールトン／エイミール・ハッド（オーストラリア／イギリス）[4]