ダブルスは吉川ひかる/芝田詩歩がノーシードからビッグタイトルを獲得、押野紗穂は現役最後の個人戦を終える [第59回島津全日本室内]

写真は(右から)女子ダブルス優勝の吉川ひかる(亜細亜大学)、芝田詩歩(エストテニスクラブ)、準優勝の松本安莉(島津製作所)、押野紗穂(島津製作所)(写真提供◎京都府テニス協会、撮影◎真野博正)


 公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「第59回島津全日本室内テニス選手権大会」(JTT-2/京都府京都市・島津アリーナ京都/女子:本戦12月20~24日/賞金総額:男女各600万円/室内カーペットコート)の本戦4日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルス決勝が行われた。

 シングルスは第2シードの桑田寛子(島津製作所)が第8シードの松田鈴子(ノア・インドアステージ)を6-4 6-3で下し、第5シードの西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)は第1シードの山口芽生(フリー)に7-5 6-7(1) 6-4で競り勝ちそれぞれ決勝に進出した。

 ダブルス決勝は吉川ひかる(亜細亜大学)/芝田詩歩(エストテニスクラブ)が第4シードの押野紗穂/松本安莉(ともに島津製作所)を6-3 7-6(3)で倒し、ノーシードから栄冠に輝いた。

 今大会での吉川/芝田は1回戦で新井愛梨(同志社国際高)/田邑来未(早稲田大学)を6-4 6-2で、準々決勝で第3シードの堤華蓮/大川美佐(ともに慶應義塾大学)を6-2 1-6 [10-5]で、準決勝では松田/西本聖良(トップラン)を6-2 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 押野は第38回テニス日本リーグを最後に引退する意向を表明しており、現役最後の個人戦を戦い終えた。

 今大会は男女シングルス各24ドロー、男女ダブルス各12ドロー(男子大会は前週に終了)で争われる。大会最終日の12月24日(日)は11時00分から、女子シングルス決勝が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

本戦4日目◎12月23日|試合結果

女子シングルス準決勝

○16西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)[5] 7-5 6-7(1) 6-4 ●1山口芽生(フリー)[1]

○32桑田寛子(島津製作所)[2] 6-4 6-3 ●17松田鈴子(ノア・インドアステージ)[8]

女子ダブルス決勝

○8吉川ひかる/芝田詩歩(亜細亜大学/エストテニスクラブ)6-3 7-6(3) ●12押野紗穂/松本安莉(島津製作所)[4]


女子シングルス決勝に進出した西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)(写真提供◎京都府テニス協会、撮影◎真野博正)

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写真提供◎京都府テニス協会、撮影◎真野博正

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