母となった大坂なおみが2022年9月以来の復帰戦に勝利 [ブリスベン国際]

写真は産休後の復帰戦を勝利で飾った大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月31日~1月7日/賞金総額173万6763ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で大坂なおみ(フリー)が世界ランク84位のタマラ・コルパッチ(ドイツ)を6-3 7-6(9)で倒し、産休後の復帰戦を勝利で飾った。

 最初と最後に相手のサービスゲームを破って第1セットを先取した大坂は第2セット5-3からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントでフォアハンドのウィナーを叩き込んで1時間48分で試合を締めくくった。

 ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンに14勝9敗の戦績を残した元世界ナンバーワンの大坂は、同年9月に東京(WTA500/ハードコート)の1回戦を相手の途中棄権で僅か14分で勝ち上がったあと2回戦を腹痛により棄権したのを最後に公式戦でプレーしていなかった。その間に第一子となる娘を出産した大坂はランキングを失っており、今大会にはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している。

 大坂は次のラウンドで、第16シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダリア・サビル(オーストラリア)が予選勝者のダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を6-0 6-4で下して2回戦に駒を進めたが、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)とアシュリン・クルーガー(アメリカ)の試合は第2セット途中(ブロンゼッティから6-4 2-3)で雨により順延となった。

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写真◎Getty Images

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