ルブレフが10ポイントタイブレークの末にタフな1回戦を何とかクリア [オーストラリアン・オープン]

写真はアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を7-5 6-4 3-6 4-6 7-6(10-6)で振りきり初戦負けを回避した。

 2セットアップから巻き返されたルブレフは第5セット6-5からのレシーブゲームで0-40としたがあと1本が取れず、もつれ込んだ10ポイントタイブレークでは2-5と劣勢に立たされながらも戦い抜いて3時間42分で勝利をもぎ取った。

 全豪に8年連続出場となる26歳のルブレフは、2021年と23年のベスト8がこれまでの最高成績。第5シードとして臨んだ昨年は、準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に1-6 2-6 4-6で敗れていた。

 2024年ATPツアー開幕戦のひとつとなる香港(ATP250/ハードコート)でツアー7勝目を挙げて今大会を迎えたルブレフは、連勝を「5」に伸ばした。

 ルブレフは次のラウンドで、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)と日本のダニエル太郎(エイブル)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのヤニク・シナー(イタリア)、第22シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、マッテオ・アルナルディ(イタリア)、パベル・コトフ(ロシア)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)、ジャウメ・ムナール(スペイン)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会初日|1月14日

男子シングルス1回戦|主な試合結果

○12ジャウメ・ムナール(スペイン)6-3 6-3 6-1 ●11アレクサンダー・シェフチェンコ(ロシア)

○21ファビアン・マロジャン(ハンガリー)6-1 2-6 6-2 7-5 ●22マリン・チリッチ(クロアチア)

○24フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)[22] 3-6 6-3 6-4 2-6 6-2 ●23デイン・スウィーニー(オーストラリア)[Q]

○33ヤニク・シナー(イタリア)[4] 6-4 7-5 6-3 ●34ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)

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○43トマーシュ・マハーチュ(チェコ)7-5 6-1 7-5 ●44望月慎太郎(日本/木下グループ)[LL]

○51マッテオ・アルナルディ(イタリア)7-6(5) 6-2 6-4 ●52アダム・ウォルトン(オーストラリア)[WC]

○53パベル・コトフ(ロシア)7-5 6-1 6-7(6) 6-7(5) 6-3 ●54アルトゥール・リンデルネック(フランス)

○64アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5] 7-5 6-4 3-6 4-6 7-6(10-6) ●63チアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)

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写真◎Getty Images

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