アルカラスがツアーレベルでの200試合目に勝利「ここで止まるつもりはない」 [オーストラリアン・オープン]

写真は2回戦を突破したカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 6-7(3) 6-3 7-6(3)で振りきりベスト32に進出した。

 第7ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したアルカラスはタイブレークの末に第2セットを落としたが、続く2セットを連取して3時間25分で勝利を決めた。

「今日のパフォーマンスには本当に満足している。ふたりとも素晴らしいレベルでインテンシティの高いプレーをしたと思う」とアルカラスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「確かに風が強く、太陽もあって最高のプレーをするのは難しかった。第2セットを落としはしたけど、自分はいいプレーをしていたと思う。いいポイントや目覚ましいショットもあったし、僕たちふたりでいいショーをお見せできたと思う。素晴らしい試合だった」

 これがツアーレベルの200試合目だったことを知らされたアルカラスは、「僕がツアーを回るようになって2年半ほどだけど、そんなに多くの試合をしてたくさん勝つことができて本当にうれしい。でもここで止まるつもりはないよ」と話した。

 初の16強入りを目指すアルカラスは次のラウンドで、18歳のシャン・ジュンチャン(中国)と対戦する。アジア・パシフィック枠の本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取ったシャンは予選勝者のスミト・ナガル(インド)を2-6 6-3 7-5 6-4で退け、キャリア初となるグランドスラム3回戦進出を決めた。

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写真◎Getty Images

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