ツアー本戦3度目の21歳ダルデリが予選勝者同士の決勝を制してタイトルを獲得 [コルドバ・オープン]

写真はイメージ(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「コルドバ・オープン」(ATP250/アルゼンチン・コルドバ/2月5~11日/賞金総額64万705ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、ルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が同じ予選勝者のファクンド・バグニス(アルゼンチン)を6-1 6-4で下してツアー初優勝を飾った。

 立ち上がりから5ゲームを連取して1ゲームしか落とさず第1セットを先取した世界ランク136位のダルデリは第2セット2-1から一度だけサービスダウンを喫したが、4-4からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間24分で快勝した。

 この結果でダルデリは、バグニスとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。昨年は6月にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の予選で顔を合わせ、バグニスが6-3 6-4で勝っていた。

 ツアー本戦でプレーしたのが3度目だった21歳のダルデリは昨年の同大会で2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だったが、今週の活躍でトップ100デビュー(76位)を果たした。

 今大会でのダルデリは予選2試合を勝ち上がったあと、1回戦でトーマス・バリオス ベラ(チリ)を4-6 6-1 6-2で、2回戦で第4シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-0 6-3で、準々決勝で第7シードのヤニック・ハンフマン(ドイツ)を7-6(2) 6-1で、準決勝ではタイトル防衛を目指していた第2シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-1 3-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 元世界55位で33歳のバグニスはダブルスでツアー1勝を挙げているが、シングルスで決勝に進出したのはクリスチャン・ガリン(チリ)に4-6 7-6(3) 5-7で惜敗した2021年3月のサンティアゴ(ATP250/クレーコート)以来でキャリア2度目だった。

 引き続き行われたダブルス決勝では、第1シードのマッシモ・ゴンサレス/アンドレス・モルテーニ(ともにアルゼンチン)が第1シードのサディオ・ドゥンビア/ファビアン・ルブール(ともにフランス)を6-4 6-1で退け2連覇を達成した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles