2019-10-13

記録

単複ともにトップシードのバドーサとチョン/スチアディが優勝 [牧之原国際女子テニス]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「ゴーセンカップ スウィングビーチ 牧之原国際レディースオープンテニストーナメント」(ITFワールドテニスツアーW25/静岡県牧之原市・静波リゾート スウィングビーチ/10月7~13日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)は最終日を迎え、女子シングルス準決勝2試合と単複の決勝が行われた。

 シングルス決勝はパウラ・バドーサ(スペイン)と華谷和生(三浦工業)の対戦となり、第1シードのバドーサがノーシードから勝ち上がってきた華谷を7-5 6-1で下して今季初優勝を飾った。

 世界ランク94位(10月7日付)で21歳のバドーサがITFツアーでタイトルを獲得したのは、昨年9月のバレンシア(ITF6万ドル/クレーコート)以来で通算7度目となる。決勝での連敗を「4」で食い止め、戦績は7勝7敗となった。

 今大会でのバドーサは、1回戦で予選勝者の小池颯紀(園田学園女子大学)を6-1 6-1で、2回戦でカリン・ケネル(スイス)を6-1 6-2で、準々決勝で第6シードの林恵里奈(福井県スポーツ協会)を6-1 4-6 6-1で、準決勝では第5シードの本玉真唯(島津製作所)を6-3 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 今季に入って初めてトップ100入りを果たしたバドーサは、2015年にはフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)のジュニアの部でチャンピオンに輝いていた。

 第2セット途中で順延となっていたダブルス決勝は、第1シードのエウディス・チョン(香港)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)が第2シードの林/小堀桃子(橋本総業ホールディングス)を6-7(5) 7-6(5) [10-4]で倒して大会を制した。

2019年 女子国内国際大会表彰写真|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子シングルス決勝

○1パウラ・バドーサ(スペイン)[1] 7-5 6-1 ●19華谷和生(三浦工業)

女子シングルス準決勝

○1パウラ・バドーサ(スペイン)[1] 6-3 6-1 ●16本玉真唯(島津製作所)[5]

○19華谷和生(三浦工業)6-0 6-2 ●25牛島里咲(マサスポーツシステム)[8]

女子ダブルス決勝

○1エウディス・チョン/アルディラ・スチアディ(香港/インドネシア)[1] 6-7(5) 7-6(5) [10-4] ●16林恵里奈/小堀桃子(福井県スポーツ協会/橋本総業ホールディングス)[2]

左から女子ダブルス優勝のエウディス・チョン(香港)、アルディラ・スチアディ(インドネシア)、準優勝の林恵里奈(福井県スポーツ協会)、小堀桃子(橋本総業ホールディングス)(写真提供◎牧之原国際女子オープンテニス実行委員会)

※トップ写真は女子シングルス優勝のパウラ・バドーサ(スペイン/左)と準優勝の華谷和生(三浦工業/右)
写真提供◎牧之原国際女子オープンテニス実行委員会

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