デミノーがツアーレベル10戦全敗だったチチパスに逆転勝利で準決勝へ [ATPアカプルコ]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月26日~3月2日/賞金総額237万7565ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第3シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が1セットダウンを克服して第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を1-6 6-3 6-3で倒してベスト4進出を決めた。

 オープニングゲームをブレークしたあと6ゲームを連取されて第1セットを落としたデミノーはワンブレーク差で第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間6分で勝利を決めた。

 ふたりはこれがツアーレベルで11回目の対決だったが、チチパスは初黒星を喫した。ともに25歳の両者が国際大会で戦ったのはジュニア時代やチャレンジャー大会も含めるとこれが16試合目だったが、デミノーが3勝目を挙げた。

「彼(チチパス)とプレーするたびに対戦成績が頭をよぎるんだ。ひとつ勝つことができてうれしいよ」とデミノーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「僕に11回連続で勝ている選手はいないと言いたいところだけど、ステファノスにはかなり長い間やられていたからね。ひとつ借りを返すをことができてよかったと思う」

 ディフェンディング・チャンピオンのデミノーは次のラウンドで、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-2 6-2で破って勝ち上がったジャック・ドレイパー(イギリス)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、オルガ・ルーネ(デンマーク)とキャスパー・ルード(ノルウェー)の顔合わせとなった。第2シードのルーネがドミニク・コプファー(ドイツ)に7-6(2) 7-6(0)で競り勝ち、第6シードのルードはベン・シェルトン(アメリカ)に6-7(7) 6-4 6-4で逆転勝利をおさめた。

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写真◎Getty Images

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