ハリケーン被害のアカプルコにサービスエース1本当たり1000ドル寄付を表明のチチパスが初戦に勝利「力強いスタートを切ることができた」 [ATPアカプルコ]

写真はステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」(ATP500/メキシコ・アカプルコ/2月26日~3月2日/賞金総額237万7565ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)がロマン・サフィウリン(ロシア)を6-3 6-4で下して好スタートを切った。

 ファーストサーブからのポイントを83%の高確率で取ったチチパスは4-2とリードした直後に唯一のブレークポイントをセーブして第1セットを先取し、第2セット2-2からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間20分で快勝した。

「初戦から手強い相手だったけど力強いスタートを切ることができた。ロマンがこの手のサーフェスでいいプレーができる選手だということはわかっていた。彼は早いタイミングでボールを捉えて押し込んでくる。今日は主にそれに対処しなければならなかったけど、かなりうまくできたと思う」とチチパスは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ハリケーンの被害を受けたアカプルコの支援をするためにサービスエース1本当たり1000ドルを寄付すると発表したチチパスは、1回戦で5本のエースを記録した。

 チチパスは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていた予選勝者のフラビオ・コボッリ(イタリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第8シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、ドミニク・コプファー(ドイツ)、予選勝者のアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は同胞のアルトマイヤーに3-6 6-3 3-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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