マレーがゴファンに快勝で3大会連続初戦突破「ここでプレーした中で最高のサービスを打つことができた」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、元世界ナンバーワンのアンディ・マレー(イギリス)が予選勝者のダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3 6-2で下して今季のマッチ3勝目を挙げた。

 ファーストサーブからのポイントを85%の高確率で取ったマレーは試合を通して一度もブレークポイントに直面せず、相手のサービスゲームを合計3度破って1時間20分で快勝した。今シーズンのマレーは6連敗を喫して最初の4大会で1回戦負けと苦戦が続いたが、先月のドーハから3大会連続で初戦を突破した。

「ここでプレーした中で最高のサービスを打つことができた。理由が何であれ僕がここに来たここ10年ほどは常にサービスで苦労していたけど、今日はかなり調子がよかったよ」とマレーは試合後にコメントした。

 マレーは次のラウンドで、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日プレーした地元アメリカ勢はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブランドン・ナカシマ(アメリカ)がクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)との同士討ちを6-3 7-6(3)で制して2回戦に駒を進めたが、マルコス・ギロン(アメリカ)はタナシ・コキナキス(オーストラリア)に3-6 5-7で敗れた。

 そのほかの試合ではマッテオ・アルナルディ(イタリア)、アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、クリストファー・オコネル(オーストラリア)、日本のダニエル太郎(エイブル)が初戦を突破した。

 この日は雨により男子シングルス1回戦3試合が雨で中断して順延となり、4試合は延期となった。

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写真◎Getty Images

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