日比野菜緒は2回戦敗退、崖っぷちからマッチポイント6度セーブもクデルメトワにストレート負け [WTAインディアンウェルズ]

写真は日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額925万8080ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、日比野菜緒(ブラス)は第17シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に1-6 5-7で敗れた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、クデルメトワはこの試合が初戦だった。

 第1セット1-1から10ゲームを連取された日比野は第2セット0-5の崖っぷちから挽回する過程でマッチポイントを6度凌いだが、5-5からブレークに成功したクデルメトワが4度目のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間34分で試合を締めくくった。

 同大会に2年連続6度目の出場となった29歳の日比野は、予選2試合を勝ち抜き4度目の本戦入り。昨年は予選決勝で、キンバリー・ビレル(オーストラリア)に1-6 6-2 3-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での日比野は、2日がかりの1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ナンバーワンで43歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を2-6 6-3 6-0で破って本戦初勝利を挙げていた。

 クデルメトワは次のラウンドで、元世界ランク1位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは2回戦で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を5-7 6-3 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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