スー・ユーシャオが逆転勝利で2連覇を達成、今村昌倫は単複2冠ならず [M15第25回かしわ国際オープン]

写真は男子シングルスで2連覇を達成したスー・ユーシャオ(台湾/右)と準優勝の今村昌倫(JCRファーマ)(写真提供◎公益財団法人 吉田記念テニス研修センター、撮影◎長浜功明)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「第25回かしわ国際オープンテニストーナメント」(ITFワールドテニスツアーM15/千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター/本戦4月2~7日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのスー・ユーシャオ(台湾)が予選から勝ち上がってきた今村昌倫(JCRファーマ)に3-6 7-5 6-4で逆転勝利をおさめて2連覇を達成した。

 第3セットで0-3とリードされたスーは5ゲームを連取して劣勢を覆し、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで0-30から4ポイントを連取して2時間21分で勝利をもぎ取った。

 25歳のスーがITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年の同大会以来で通算12回目(準優勝4回)となる。

 今大会でのスーは1回戦で予選勝者のリウ・ハンイ(中国)を6-2 6-3で、2回戦でキム・チャンジュン(韓国)を6-3 6-2で、準々決勝で予選勝者の齋藤惠佑(富士住建)を6-3 6-1で、準決勝では予選勝者の田口涼太郎(Team REC)を6-0 4-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 今村は前日に柚木武(イカイ)との25歳コンビで第4シードとして臨んだダブルスで優勝を飾っており、単複2冠を目指していた。

大会最終日◎4月7日|試合結果

男子シングルス決勝

○1スー・ユーシャオ(台湾)[1] 3-6 7-5 6-4 ●23今村昌倫(日本/JCRファーマ)[Q]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

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写真提供◎公益財団法人 吉田記念テニス研修センター、撮影◎長浜功明

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