内田海智がチャレンジャー大会のダブルスで2度目のタイトル獲得 [ポルト アレグレ・チャレンジャー]

写真は男子ダブルスで優勝を飾ったロベルト・シド スベルビ(ドミニカ共和国/左)と内田海智(富士薬品)(写真提供◎内田海智:富士薬品所属)


 ATPツアー下部大会「ブラジル・テニス・オープン」(チャレンジャー50/ブラジル・リオグランデ ド スル州ポルト アレグレ/4月29日~5月5日/賞金総額4万1000ドル/クレーコート)の男子ダブルス決勝で、ロベルト・シド スベルビ(ドミニカ共和国)/内田海智(富士薬品)が第4シードのパトリック・ハーパー(オーストラリア)/デビッド・スティーブンソン(イギリス)に5-7 7-6(1) [10-6]で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は1時間45分。

 シド スベルビと内田のコンビは、今回が3度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2017年9月のカルガリー(ITF2万5000ドル/ハードコート)では、4試合を勝ち抜きタイトルを獲得していた。

 29歳の内田がチャレンジャー大会の同種目を制したのは、ウー・トゥンリン(台湾)とのペアで臨んだ2022年10月のソウル(チャレンジャー110/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 今大会でのシド スベルビ/内田は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のギジェルメ・クレザ/ファブリシオ・ネイス(ともにブラジル)を6-3 6-2で、準々決勝でワイルドカードのルイス・ミゲル/カルエ・セル(ともにブラジル)を7-6(2) 6-3で、準決勝ではレオナルド・アボイアン/バレリオ・アボイアン(ともにアルゼンチン)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの予選を突破した内田は本戦で1勝を挙げたあと、2回戦でファクンド・メナ(アルゼンチン)に5-7 2-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Altは繰り上がり出場、Ret.は途中棄権

試合結果◎日本人選手

男子シングルス2回戦

●7内田海智(日本/富士薬品)[Q] 5-7 2-6 ○5ファクンド・メナ(アルゼンチン)

男子シングルス1回戦

○7内田海智(日本/富士薬品)[Q] 6-3 4-6 1-0 Ret. ●8ジョアン ルーカス・レイス ダ シルバ(ブラジル)[5]

男子ダブルス決勝

○9ロベルト・シド スベルビ/内田海智(ドミニカ共和国/富士薬品)5-7 7-6(1) [10-6] ●5パトリック・ハーパー/デビッド・スティーブンソン(オーストラリア/イギリス)[4]

男子ダブルス準決勝

○9ロベルト・シド スベルビ/内田海智(ドミニカ共和国/富士薬品)6-4 6-3 ●14レオナルド・アボイアン/バレリオ・アボイアン(アルゼンチン)[Alt]

男子ダブルス準々決勝

○9ロベルト・シド スベルビ/内田海智(ドミニカ共和国/富士薬品)7-6(2) 6-3 ●11ルイス・ミゲル/カルエ・セル(ブラジル)[WC]

男子ダブルス1回戦

●2渡邉聖太/柚木武(橋本総業ホールディングス/イカイ)6-7(2) 7-6(2) [2-10] ○1マテウス・アウベス/ダニエル・ドゥトラ ダ シルバ(ブラジル)[1]

○9ロベルト・シド スベルビ/内田海智(ドミニカ共和国/富士薬品)6-3 6-2 ●10ギジェルメ・クレザ/ファブリシオ・ネイス(ブラジル)[WC]

予選決勝

○13内田海智(日本/富士薬品)[4] 7-6(5) 7-5 ●16アレホ ロレンツォ・リンガ ラバジェン(アルゼンチン)[10]

予選1回戦

○13内田海智(日本/富士薬品)[4] 6-1 6-0 ●14ビセンテ・フレダ(ブラジル)[WC]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎内田海智:富士薬品所属

Pick up

Related

Ranking of articles