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2024-05-05

海外ニュース

サバレンカは惜しくも連覇を逃すも復調の手応え「これからはよくなっていくばかりだと思う」 [マドリッド・オープン]

テニスマガジン編集部

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写真は大会初優勝を飾ったイガ・シフィオンテク（ポーランド／左）と準優勝に終わったアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）（Getty Images）

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　WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」（WTA1000／スペイン・マドリッド／4月25日～5月7日／賞金総額877万480ドル／クレーコート）の女子シングルス決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が第2シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）に7-5 4-6 7-6(7)で競り勝ち大会初優勝を飾った。

　4-5から3ゲームを連取して第1セットを先取したシフィオンテクはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット1-3から3-3に追いついたあとお互いのサービスキープでもつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のチャンピオンシップポイントをものにして3時間11分の死闘を締めくくった。

　サバレンカは第3セット6-5からのレシーブゲームで2度、タイブレークでもう一度チャンピオンシップポイントを握ったがものにすることができなかった。

「この試合と今週には努力を注ぎ込んだから、自分のプレーレベルには満足している。この大会から得るものはたくさんあるし、私は前向きな考えを持ってマドリッドをあとにすると思う」とサバレンカは試合後にコメントした。

「今日1日は苦しむだろうけど、明日はローマに出発するから直ぐに忘れるわ。明日は私の誕生日だから、気分よく過ごしたいわ。でも明日には26歳になってしまうから機嫌が悪くなりそう…。最低だわ」

　2連覇を達成したオーストラリアン・オープン以降ここ4大会で4勝4敗と苦しんでいたサバレンカはタイトルを防衛することはできなかったが、決勝までの5試合で第4シードのエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）に対する準決勝を含む4つのフルセットマッチを乗り越えた。

「自分を取り戻すのは大変だったけど、ここマドリッドですべてが噛み合って自分のレベルを取り戻すことができて凄くうれしい。これからはよくなっていくばかりだと思う」とサバレンカは大会を振り返った。

「落ち込んだときに自分を取り戻すためには、厳しい試合を乗り越える必要がある。調子を取り戻しつつあるとは感じていたけど、ここマドリッドで素晴らしい選手たちに勝つことができた。皆が信じられないほど調子がよかったけど、何とか勝つことができたのよ」

次ページ　>　ムトゥア・マドリッド・オープン女子シングルス表彰式でスピーチする準優勝者のサバレンカ選手

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写真◎Getty Images

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