阿部宏美/荒川夏帆がペア結成2戦目でタイトルを獲得 [W15モナスティル]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った阿部宏美(EMシステムズ/右)と荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)(写真提供◎荒川夏帆:吉田記念テニス研修センター所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「マジックホテル・ツアーズ by FTT」(ITFワールドテニスツアーW15/チュニジア・モナスティル/4月29日~5月5日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、第1シードの阿部宏美(EMシステムズ)/荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)がアイィレフ・アイチヤグリ/シャオ・ジェンファ(ともに中国)に3-6 7-6(3) [10-3]で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。試合時間は1時間46分。

 阿部と荒川のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを結成した同地で開催された前週の大会では、1試合を勝ち上がったあと準々決勝で敗れていた。ITFツアーの同種目では、24歳の阿部と26歳の荒川ともに6勝目となる。

 今大会での阿部/荒川は1回戦でブリトニー・チウ(アメリカ)/マリヤ・セメニスタヤ(ラトビア)を6-3 6-2で、準々決勝でヴァイシュナヴィ・アドカル(インド)/カミラ・ボッシ(ブラジル)を0-6 6-4 [10-8]で、準決勝では第2シードのバク・ダヨン(韓国)/ジール・デサイ(インド)を6-3 5-7 [15-13]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスに日本勢で唯一本戦に出場した阿部は第7シードから2試合を勝ち上がり、準々決勝でマリーア・カチェワ(ロシア)に1-6 4-6で敗れはしたが8強入りした。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○31マリーア・カチェワ(ロシア)6-4 6-3 ●1バク・ダヨン(韓国)[1]

女子シングルス準決勝

○1バク・ダヨン(韓国)[1] 1-6 6-2 6-4 ●11プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)

○31マリーア・カチェワ(ロシア)6-1 4-6 6-3 ●21ヴァイシュナヴィ・アドカル(インド)

女子シングルス準々決勝

○1バク・ダヨン(韓国)[1] 1-6 6-2 6-2 ●8マリー・ヴィレ(フランス)[6]

○11プリスカ マデリン・ヌグロホ(インドネシア)6-2 6-0 ●15イ・ギョンソ(韓国)

○21ヴァイシュナヴィ・アドカル(インド)7-5 6-3 ●18ゾウ・ルイルイ(中国)[Q]

○31マリーア・カチェワ(ロシア)6-1 6-4 ●25阿部宏美(日本/EMシステムズ)[7]

女子ダブルス決勝

○1阿部宏美/荒川夏帆(EMシステムズ/吉田記念テニス研修センター)[1] 3-6 7-6(3) [10-3] ●10アイィレフ・アイチヤグリ/シャオ・ジェンファ(中国)

女子ダブルス準決勝

○1阿部宏美/荒川夏帆(EMシステムズ/吉田記念テニス研修センター)[1] 6-3 5-7 [15-13] ●5バク・ダヨン/ジール・デサイ(韓国/インド)[4]

○10アイィレフ・アイチヤグリ/シャオ・ジェンファ(中国)6-1 6-3 ●14アディ・グプタ/サラ・ランカ(インド/ポルトガル)

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写真提供◎荒川夏帆:吉田記念テニス研修センター所属

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