夏帆と晴菜の荒川姉妹がITFツアーのダブルスで初タイトルを獲得 [W25ネタニア]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った荒川晴菜(アオヤマスポーツ/左)と荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)(写真提供◎荒川晴菜:アオヤマスポーツ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W25ネタニア」(ITFワールドテニスツアーW25/イスラエル・ネタニア/5月23~29日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、荒川晴菜(アオヤマスポーツ)/荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)がエミリー・リンド(イギリス)/ニコール・ネーデル(イスラエル)とのノーシード対決を6-2 6-4で制して優勝を飾った。試合時間は1時間7分。

 夏帆との晴菜の姉妹コンビは、今回がITFツアーで13回目のダブルス出場。決勝進出は前週のアッコ(W25/ハードコート)に続いて3度目だったが、初のタイトル獲得となった。ITFツアーの同種目では24歳の夏帆が4勝目、22歳の晴菜は7勝目となる。

 今大会での荒川姉妹は1回戦でタマラ・バラッド イツァキ/アドワ・ダバ(ともにイスラエル)を6-2 6-3で、準々決勝で第1シードのリーナ・グルシュコ(イスラエル)/ソフィア・ランセレ(ロシア)を6-2 3-6 [10-8]で、準決勝では第4シードのエレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)/リー・ペイチー(台湾)を6-4 3-6 [10-7]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスの日本勢は荒川姉妹のほか岡村恭香(橋本総業ホールディングス)、西郷里奈(TEAM 自由が丘)、西郷幸奈(フリー)の5人が出場していたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○32プリシラ・ホン(オーストラリア)[2/SR] 6-1 6-3 ●2ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)[SR]

女子シングルス準決勝

○2ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)[SR] 6-3 6-3 ●14シャヴィト・キムチ(イスラエル)

○32プリシラ・ホン(オーストラリア)[2/SR] 7-6(3) 7-6(1) ●18エレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)

女子シングルス準々決勝

○2ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー)[SR] 6-2 6-4 ●7エミリー・リンド(イギリス)

○14シャヴィト・キムチ(イスラエル)7-5 6-4 ●9リーナ・グルシュコ(イスラエル)[3]

○18エレナ テオドラ・カダル(ルーマニア)6-3 6-1 ●21キラ・パブロワ(ロシア)[Q]

○32プリシラ・ホン(オーストラリア)[2/SR] 7-5 6-0 ●25ガーランド・ジョアンナ(台湾)[7]

女子ダブルス決勝

○4荒川晴菜/荒川夏帆(アオヤマスポーツ/吉田記念テニス研修センター)6-2 6-4 ●9エミリー・リンド/ニコール・ネーデル(イギリス/イスラエル)

女子ダブルス準決勝

○4荒川晴菜/荒川夏帆(アオヤマスポーツ/吉田記念テニス研修センター)6-4 3-6 [10-7] ●5エレナ テオドラ・カダル/リー・ペイチー(ルーマニア/台湾)[4]

○9エミリー・リンド/ニコール・ネーデル(イギリス/イスラエル)6-4 6-3 ●16岡村恭香/アレクサンドラ・オズボーン(橋本総業ホールディングス/オーストラリア)[2]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真提供◎荒川晴菜:アオヤマスポーツ所属

Pick up

Related

Ranking of articles