シフィオンテクがガウフを退け2大会連続優勝に王手、決勝はまたもサバレンカとの世界トップ2対決に [イタリア国際]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-3で下して2大会連続優勝に王手をかけた。

 第2ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたシフィオンテクは3-4から3ゲームを連取して第1セットを先取したあと第2セットも4-2とリードし、最終ゲームで4度目のブレークに成功して1時間47分で試合を締めくくった。

 マドリッドで今季3勝目を挙げて今大会を迎えている22歳のシフィオンテクは、連勝を「11」に伸ばした。マドリッドとローマを連続で制した女子選手は、2009年のディナラ・サフィーナ(ロシア)と13年のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)のみとなっている。

 試合中に何度もオンラインのショットを打ったシフィオンテクはそのようなときに無敵だと感じることはあるかと聞かれ、「ノー」と即答した。

「もしそのように感じていたら、こんなにいいプレーはできなかったでしょうね。私はいつも『何も期待してはいけない。何も当然のことと思ってはいけない』と自分に言い聞かせているから。これは決まるとか、このゲームは取れると感じるときは大抵そうならないものよ。だから私はもっと効率をよくするために少し違う考え方をする必要があるの」

 2021年&22年大会チャンピオンのシフィオンテクは決勝で、第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-5 6-2で破って勝ち上がった第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 ふたりは前週のマドリッドでも決勝で対決し、死闘の末にシフィオンテクが7-5 4-6 7-6(7)で勝っている。

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写真◎Getty Images

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