準決勝でシフィオンテクに敗れたガウフがロラン・ギャロスでの再戦を期す「勝ちたいなら彼女が倒すべき相手」 [イタリア国際]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-4 6-3で下して2大会連続優勝に王手をかけた。

 第2ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いついたシフィオンテクは3-4から3ゲームを連取して第1セットを先取したあと第2セットも4-2とリードし、最終ゲームで4度目のブレークに成功して1時間47分で試合を締めくくった。

「試合の大部分でいいプレーをしていたと思っていた。ある瞬間が分岐点となった。彼女(シフィオンテク)は追い込まれた場面で勝負強かった。たくさんのボールをライン上やラインぎりぎりに打ってきた」とガウフは試合を振り返った。

「この試合だけを見れば今はネガティブな感情のほうが強いけど、大会全体を見れば間違いなく大きな進歩を感じている。相手が彼女じゃなかったら勝っていたんじゃないかと思う。私はアグレッシブにプレーしたかったし、実際にそうしたと感じている。重要な瞬間に何度かミスをしてしまった。でもそれは攻撃的にいくことの代償だわ。このようなプレーを続けていけばもっと安定していくと思う」

 両者はこれが11回目の対決だったが、ガウフは10敗目を喫した。2021年&22年大会チャンピオンのシフィオンテクは決勝で、第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-5 6-2で破って勝ち上がった第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

「クレーコートでの自信は間違いなく非常に高いと感じている。負けるのは嫌だけど、正しいプレーをしての結果だったから納得している。自分はいい選手であり、重要な瞬間にもっといいプレーができるとわかっている。自分自身と自分がやっている練習を信じているから」とガウフは語った。

「結局のところ、ロラン・ギャロスで勝ちたいなら彼女が倒すべき相手なの。今日の試合で学んだことを活かして次に応用したい。その機会がロラン・ギャロスであることを願っている」

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写真◎Getty Images

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