コボッリが2回戦で第4シードのシェルトンを倒す番狂わせ「僕はレフティーとプレーするのが好きなんだ」 [ジュネーブ・オープン]

写真は2023年フレンチ・オープンでのフラビオ・コボッリ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月19~25日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、フラビオ・コボッリ(イタリア)が第4シードのベン・シェルトン(アメリカ)を4-6 7-6(1) 6-2で倒す番狂わせを演じてベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が初戦だった。第7ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落としたコボッリは第2セット1-3から巻き返してタイブレークの末にセットオールに追いつき、第3セットで2度ブレークに成功して2時間1分で逆転勝利をおさめた。

「今年はレフティー(左利きの選手)とたくさん対戦してきた。今日の試合を観ていればわかると思うけど、僕はレフティーとプレーするのが好きなんだ。凄くうれしいよ。難しい試合だったけど、勝てて本当によかった」とコボッリは試合後にコメントした。

 トップ20の選手に対するキャリア2勝目を挙げたコボッリは次のラウンドで、エミル・ルースブオリ(フィンランド)が体調不良で棄権したため不戦勝で勝ち上がったアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのタロン・グリークスプア(オランダ)、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)、アレックス・ミケルセン(アメリカ)、ヤニック・ハンフマン(ドイツ) 、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したデニス・シャポバロフ(カナダ)、予選勝者のニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第8シードのジャック・ドレイパー(イギリス)はマハーチュに6-7(6) 1-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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